2011年10月29日土曜日

秋休み「信州で深秋」~まとめ~

一日目、自宅を6時に出発です。

関越道を北上し、上信越道へ。

松井田妙義ICで高速をおり、日本ロマンチック街道(鬼押ハイウェイ)で浅間山へ。

万座ハイウェイでさらに北上です。

嬬恋牧場で、「愛妻の鐘」を鳴らして休憩です。

渋峠、山田峠、このあたりは標高2100mを超えて、雲海が見られます。


12:30に横手山へ到着です。(横手山頂で雲海。)



下山は14時過ぎ、一路、渋温泉へ。

宿泊は、「歴史の宿・金具屋」さん。


2日目、金具屋さんを9時に出発です。
志賀高原の池めぐり、トレッキングデビューです。(志賀高原の池めぐり)


渋温泉に帰り、「そと湯」も楽しみ、疲れを癒します。(渋温泉で「そと湯めぐり」

夕食は、信州豚のしゃぶしゃぶです。

3日目。最終日。
「Snow monkeys」に会いに、地獄谷猿公苑へ。(地獄谷野猿公苑でボスにあう。

頭、どうかしたのかな??

ニホンザルに触れ合った後、長野市内へ。

善光寺。
平日ともあって、人が少なかったです。



北野屋本店で、旬の蕎麦を。

戸隠の蕎麦、塩で食う。

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八幡屋礒五郎 大門町店でお土産をゲットです。

初めての信州への旅行でしたが、友達の情報で充実の3日を過ごすことが出来ました。
感謝しております。

今回は、天気にも恵まれ、思い出に残る経験が沢山出来ました。

これから、長い冬に入ります。
信州の四季は素晴らしいので、次の旅行は信州へ!


渋温泉で「そと湯めぐり」

秋休み「信州で深秋」、滞在した温泉街の紹介です。


渋温泉は古く、奈良時代に発見されて今に至る温泉街です。

石畳の町並みは温かく、風情のある旅館が一層引き立ててくれます。

「歴史の宿・金具屋」さんに宿泊し、「そと湯」も楽しんじゃいました。

信州渋温泉ホームページ

温泉街に宿泊した場合、無料で楽しめます。
旅館で鍵を借りて下さい。

案内図をみて、Let's go!!

サルが入浴方法を説明してくれるシステム。

一番湯 初湯
効能:胃腸

二番湯 笹の湯
効能:湿疹


三番湯 綿の湯
効能:切り傷、おでき、子宝

四番湯 竹の湯
効能:痛風


五番湯 松の湯
効能:脊椎病


六番湯 目洗いの湯
効能:眼病

七番湯 七操の湯
効能:外傷性緒障害

八番湯 神明滝の湯
効能:婦人病

九番湯 渋大湯
効能:子宝、リュウマチ、神経痛

蒸し風呂があって、トレッキングの疲れがとれます。
(男湯のみ)

巡浴祈願手ぬぐい
旅館・商店で300円で購入できます。

一番湯から九番湯まで手ぬぐいにスタンプを押して巡りましょう。


そして九湯巡り終わったら高台にある高薬師さんに詣でれば満願成就です。
九(苦)労を流し、厄除け、安産、不老長寿などののご利益があると言われています。

ひとつの湯には15分ぐらいの滞在で、5分で着替え、5分入浴ぐらいでまわりました。

効能や形状、温度や佇まいがひとつひとつ違っていて、本当に楽しい湯巡りです。

渋温泉は、東京から電車でも2時間半ぐらいでこれます。

本当に素晴らしい温泉です。

2011年10月28日金曜日

温泉旅館建築の最高峰「歴史の宿・金具屋」

秋休み「信州で深秋」の宿の紹介です。

渋温泉にある「歴史の宿・金具屋」さんです。

ここは、渋温泉街のランドマークであるほか、「千と千尋の神隠し」の「油屋」の
モデルになったとも言わている他、国登録有形文化財にも選出されるような
由緒正しき「旅館」なのです。



まず最初は、「国登録有形文化財」に登録されているポイントを。

【金具屋旅館斉月楼(かなかぐやりょかんさいげつろう)】
昭和11年に建造された木造4階建,入母屋造の旅館です。
内装も、数奇屋風の意匠が非常に神秘的です。


夜になるとライトアップをして、温泉街全体からお客さんが集まります。


20:00からのライトアップでは、写真撮影のサービスもあります。
難しい夜の撮影も安心ですね。

内装もまた素晴らしくて、壁のモニュメントは昔の水車の歯車だそうです。

富士と月のように見えますね。


客室「長生閣(ちょうせいかく)」
元は、貴賓室というだけあります。

ここは2階なのですが、4階まで客室として使用しています。
現行の建築基準法では、木造4階建ての計画は禁止されているので、そういう意味でも
希少な建物です。


【金具屋旅館大広間(かなぐやりょかんおおひろま)】

こちらは、食事・宴会に使用される大広間です。
何が素敵かって、内部の折り上げ格天井が当時のものとは思えない、絶品です。


「木を曲げる」って技術は、機械化が進んだ今でこそ一般的ですが、
これだけの量を、これだけの精度で仕上げた職人さんの技術に感動しました。


ここで頂く食事がこれまた絶品。
また、サービスも良くて、楽しい時間が過ごせました。




それに、温泉街の利点を生かした「温泉暖房」が採用されていました。


ボイラーなどで焚いた場合に比べ、燃料(灯油・重油)などが大幅に削減されて、
温室効果ガス(CO2等)の排出量も大幅に削減できる技術です。


ジワーッと優しい暖かさです。


2011年7月15日、さらに「臨泉閣」と「浴室」が、国登録有形文化財に認定されたそうです。
おめでとうございます。




次なる見所は、温泉です。


豊富な源泉と、趣の異なる8つの内湯。
貸切も可能(予約不要で、開いていれば入浴可スタイル)なので、ゆっくり楽しめます。


いずれも源泉かけ流し。
本当の「温泉」ですよ。


まずは共同浴場から。


「露天風呂」
抜群の開放感です。


「浪漫風呂」
洋風の意匠で、歴史的背景を感じます。


「鎌倉風呂」
源頼朝に因んでいるとか。


ここからは、貸切可能な温泉。


「美妙の湯」
美肌効果でツルツルです。


「恵和の湯」
浅間山の岩で出来たお風呂です。
浅間山はコチラ。


「子安の湯」
打たせ湯もあります。




「岩窟の湯」
閉鎖的な空間で、ゆっくりと癒されます。


「和予の湯」
船の形が楽しいのと、広いので、今回の一番のお気に入りです。

洗い場も凝った造りです。

他にも、いろいろな装飾品や、意匠が素晴らしい、ほんとに素晴らしかったです。




歴史ある建築物と、たくさんの温泉。
若い「9代目」の行き届いたサービスと、元気な仲居さん達。


非日常的な空間で、温泉を楽しみたい方は、ぜひぜひ行ってみて下さい。


神秘的を通り越して、なんだか己の脳内を体験したような、
そんな不思議な経験が日頃の疲れを癒してくれますよ。



自分もまた絶対に訪れたいと思います。


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非常に長いブログになってしまいましたが、最後まで読んで頂き、有難うございました。