2013年3月25日月曜日

東京の鮟鱇鍋「いせ源」

「暖簾を掲げ 約180年」
いってまいりました、神田須田町。

名代 あんこう鍋 いせ源

1930年に建てられ東京都選定、歴史的建造物にも指定されている一軒家で、
下北半島で水揚げされたあんこうを味わってきました。

風情のあるある建物は、信州渋温泉「金具屋」さんなどと似ている雰囲気で、
千と千尋を思い出してしまいます。

忘れてならないのが、玄関での 鮟鱇のお出迎え。
口にも氷を入れられて、なんがか不憫です。

「東京都選定歴史的建造物」に指定されています。

玄関には番頭さんがいらっしゃって、靴を預かって頂けます。

ふわっと、出汁の良い香りが。

今回は、コースで。
10,000円/人コースを。

白魚の天ぷら。
アワビなど、高級食材がどんどん出てきます。

鮟鱇の卵巣の煮こごり。
最高です。

肝刺し。
こんな濃厚なのは初めてでした。

つづくは御鍋。

鮟鱇の各部位、あん肝も。


醤油出汁に 鮟鱇の出し。
最高です。
 

皆は日本酒を飲んでいました。
本当に合うようです。

続きまして、茶碗蒸し。
舌触り、香り、お味、絶品の一品!

個人的には一番だと思った 唐揚げ。
白身の上質感や、甘みが存分に楽しめました。

御鍋の出汁を使っての 雑炊。
卵とネギで風味を加えると、逸品の出来上がりです。

綺麗なお姉さんが、作ってくれます。


デザートにはイチゴとメロン。
イチゴは初物を。

栄養たっぷりな初物を食べると、体力がつくらしいですよ。

料理も、雰囲気も文句なし。

食べログなどの口コミには、接客がいまいちって書いてありましたが、
全然、親切で、楽しめる空間を提供して頂きました。

個室もありますので、重要な宴席や御祝いごとにも重宝すると思います。

15,000円/人の価値がある、僕ら世代で知っておくべき名店だと思いました。
また、ランチもあるので行ってみたいと思いました。

週末には混雑するようなので、予約をお勧め致します。