おじさんパワーのイングランドの雄、マンチェスターユナイテッド。
現代サッカーを牽引するスペインの星、バルセロナ。
ネーム的にもサッカー的にも良い決勝戦でしたね。
お互いが、リスクを冒しても点を獲りに行く姿勢。
そこから生まれるスーパーゴール。
素晴らしいゲームだったと思います。
1点目、ゴール裏からの映像を見てもらえるとわかりますけれど、
4人のバルサの選手が、5人のユナイテッドの守備陣を崩しています。
スピーディーにパスを通せるのは、ドリブルしている選手に対して、
縦、横、斜めの3つのパスコースを常に用意しているからです。
この3つのコースを用意していることで、ドリブルもシュートも、当然パスも選択でき、
ディフェンスの人数が多くても必ず死角が出来て、打開出来ちゃいます。
フットサルでも一緒です。
少し走って3つのパスコースをつくることで、相手は一生懸命走る羽目になるのです。
このあと、ユナイテッドのエース ルーニーが同点弾をはなちます。
右サイドの高めの位置からのドリブルシュートです。
次にバルセロナの2点目。
くぅーーーーっ。
これは、メッシが1人で決めたように見えますけれど、
その前のイニエスタ・シャビのパス交換に対して、メッシは斜めの位置にいるのです。
目に見えては、真横ですけれど、ユナイテッドの選手(チソン・パク)にとっては
完全に自分の背中側に通されているので、もう、追えません、チンチンです。
パスを受けたメッシは、ドリブルで突っかけて、自分でシュートコースと同時に
キーパーの死角をつくり、得点を獲ったのです。
本当にすごい。
次に3点目。
これは、7番ビジャのゴールセンスがプンプンするシュートです。
こんなの決められたら、もう駄目ですね。
2002-2003シーズンのレアルvsユナイテッドのフィーゴのゴールを思い出しました。
凄い技術ですよね。
どんな精神状態なのか知りたいです。
もっともっと凄いのたくさんあります。
ジダンのスーパーボレーです。
いつか、日本人にもこんなゴールを決めてほしいものです。