星空の撮影が大好きです。
手順は、、、
1. カメラのセット
2. 撮影開始(20~30秒/枚を連続撮影、おおよそ1時間)
3. 寝転がって星空を眺める
4. 帰宅しパソコンでワクワクしながら撮影結果を眺める
5. 連続撮影したものをコンポジット(比較明合成)する
以上です。
今回は、「5.」にあります「コンポジット(比較明合成)」をした写真を集めてみました。
基本的に「合成なので、お気に召されない方も多いとは思います。
でも、やってみるとなんだか達成感があります。
では、実際に撮影したものを見て下さい~。
「星車」
こちらは 60分の星の流れです。
中心の北極星は動きません。
星は比較的控えめにしています。
(f/5、30秒、ISO-1000、16mm、フィルターなし)
構造物の正面から、北極星は少しずらしました。
こちらは、65分の星の流れです。
フィッシュアイ(魚眼)レンズでより広く星空を写し込みました。
(f/4、30秒、ISO-800、16mm+フィッシュアイコンバーター、フィルターなし)
こちらは、星の光を強調するため、ソフトフィルターを取り付けて撮影しました。
ロケハンに行った際は、月明かりがあり、1枚目と同じ設定で撮影しましたが空全体が明るく、星があまり目立ちません。
「ソラの羽根」
こちらは 90分の星の流れです。
東側の空の為、星の軌跡が大きくなります。
左上と右下の星の軌跡が少し湾曲しているのは、レンズの特性です。
(修正の仕方が不勉強なだけです)
星は比較的控えめにしています。
(f/8、20秒、ISO-400、16mm、フィルターなし)
「星車」に比べて、構造物や街灯などが明るいため、設定は変更しています。
フィッシュアイ(魚眼)レンズで違った風合いで撮影してみました。。
(f/11、20秒、ISO-400、16mm+フィッシュアイコンバーター、フィルターなし)
他にも色々みてやって下さい。
左から右に横切るのは衛星(らしい)です。
星の軌跡が途切れているのは、霧や雲で遮られてしまった為です。
こういう条件では、レンズが曇りますので、対策が必要です。
富士山を精進湖畔より。
目ではわからなかったのですが、湖面に何らやボード用の目印があって、残念ながらお蔵入りになっていました。
星景撮影を楽しむきっかけは、富士山の星空の作品に憧れたのがきっかけでした。
いつか、というか、この冬、是非とも再チャレンジしたいところです。(お誘い待ってます)
同じく富士山。パノラマ台より。
上の写真の時間帯より少し早めです。
空が暗いですが、同じく飛行機か何かの光跡が・・・
でも、山中湖の湖岸の光が雰囲気を高めてくれています。
パノラマ台はトイレや駐車場もあり、撮影には絶好のポイントです。
さて、「コンポジット(比較明合成)」はどうやってやるか?ですが、簡単です。
同じ構図で撮影したJPEGデータを用意して、合成します。
合成はフリーソフトをダウンロードしても出来ますし、Photoshopでも出来るようです。
もっと詳細が知りたい方は、ご連絡下さい。
撮影時間と枚数が多くなるため、SDカード、電池に余裕があることを、丈夫な三脚にセットすることなど事前にチェックをお願いします。
そして一番大切なのは、寒さ対策です。
夏でも夜中に2時間も外にいると結構冷えますし、冬だと凍ります。
万全の対策でお出かけ下さい。
そして、最後ですが、「長野道・上信越道はおかげさまで20周年」を記念したフォトコンテストにて、「佳作」に選んで頂きました!!
「流れ」
前出の美ヶ原高原での一枚です。
あのあたりに流れ星が流れないかな~って思っていたところに流れたので、びっくりしたことを覚えています。
NEXCO東日本の広報用写材に使用されるようです。
長野道・上信越道を御利用の際には、見て頂けるかもしれません。
撮影の際のブログです。
http://shux7.blogspot.jp/2013/10/blog-post.html
「長野道・上信越道はおかげさまで20周年」を記念したフォトコンテスト
http://www.driveplaza.com/travel/area/kanto/photocon2013.html
SONY
カメラ
「α99」
「α77」
「NEX-5N」
カールツァイス
レンズ
「Distagon T* 24mm F2 ZA SSM」
「Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM」
「E16mm F2.8」+「VCL-ECF1」
「Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA」
です。