2011年6月2日木曜日

欧州チャンピオンズリーグ

おじさんパワーのイングランドの雄、マンチェスターユナイテッド。

現代サッカーを牽引するスペインの星、バルセロナ。

ネーム的にもサッカー的にも良い決勝戦でしたね。
お互いが、リスクを冒しても点を獲りに行く姿勢。
そこから生まれるスーパーゴール。

素晴らしいゲームだったと思います。


1点目、ゴール裏からの映像を見てもらえるとわかりますけれど、
4人のバルサの選手が、5人のユナイテッドの守備陣を崩しています。

スピーディーにパスを通せるのは、ドリブルしている選手に対して、
縦、横、斜めの3つのパスコースを常に用意しているからです。

この3つのコースを用意していることで、ドリブルもシュートも、当然パスも選択でき、
ディフェンスの人数が多くても必ず死角が出来て、打開出来ちゃいます。

フットサルでも一緒です。

少し走って3つのパスコースをつくることで、相手は一生懸命走る羽目になるのです。


このあと、ユナイテッドのエース ルーニーが同点弾をはなちます。
右サイドの高めの位置からのドリブルシュートです。

次にバルセロナの2点目。

くぅーーーーっ。

これは、メッシが1人で決めたように見えますけれど、
その前のイニエスタ・シャビのパス交換に対して、メッシは斜めの位置にいるのです。

目に見えては、真横ですけれど、ユナイテッドの選手(チソン・パク)にとっては
完全に自分の背中側に通されているので、もう、追えません、チンチンです。

パスを受けたメッシは、ドリブルで突っかけて、自分でシュートコースと同時に
キーパーの死角をつくり、得点を獲ったのです。

本当にすごい。

次に3点目。
これは、7番ビジャのゴールセンスがプンプンするシュートです。

こんなの決められたら、もう駄目ですね。

2002-2003シーズンのレアルvsユナイテッドのフィーゴのゴールを思い出しました。

凄い技術ですよね。
どんな精神状態なのか知りたいです。

もっともっと凄いのたくさんあります。

ジダンのスーパーボレーです。

いつか、日本人にもこんなゴールを決めてほしいものです。